革新的な回収技術の設計により、ノルウェーにおける重要な炭素回収・貯留プロジェクトが前進へ

(ビジネスワイヤ) -- SLB(NYSE:SLB)は、SLB CapturiとAker Solutionsが共同で、Hafslund Celsio ASからEPCIC(設計、調達、建設、設置、試運転)契約を受注したと発表しました。この契約は、ノルウェーのオスロに位置するクレメツルードの廃棄物発電施設で炭素回収ソリューションを提供するためのものです。Hafslund Celsioは、ノルウェー最大の地域暖房供給事業者および同国最大の廃棄物発電施設の所有者かつ運�者でもあります。同社の炭素回収プロジェクトは、ノルウェー政府の完全なバリューチェーン型炭素回収・貯留(CCS)プロジェクトである「Longship」の一環となっています。

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The project will now be delivered based on SLB Capturi’s modularized Just Catch™ 400 unit. The space-efficient Just Catch design has been fundamental to enabling a viable, cost-effective solution by reducing onsite footprint, installation, and outfitting work.(Photo: Business Wire)

この契約には、廃棄物焼却施設における炭素回収プラント、�化システム、一時的な貯蔵設備、および積み込み施設の提供が含まれています。また、オスロ港での中間的なCO2貯蔵設備と船積みシステムも提供されることとなっており、CO2はオスロ港からノルウェー大陸棚にあるノー�ンライツの永久貯蔵施設へ輸送される予定です。尚、稼働開始後、この炭素回収プラントは年間35万トンのCO2を回収することが見込まれています。

このEPCIC契約は、Hafslund Celsioのプロジェクトにおけるコスト削減段階を経て行われたもので、レイアウトの最適化を含む効率化の機会が明確になりました。同プロジェクトはSLB Capturiのモジュール化された「Just Catch™ 400」ユニットを基に実施されます。さらに、省スペース設計のJust Catchは、現場での占有面積や設置・装備作業を削減することで、実現可能で費用対効果の高いソリューションを実現する鍵となりました。

SLB Capturiの最高経�責任者(CEO)であるエギル・ファゲールランドは、次のように述べました。「標準化とモジュール化は、炭素回収プロジェクトの経済性を変える上で重要な要素となります。Hafslund CelsioおよびAker Solutionsとの協力を通じて、当社のJust Catchプラント設計を本プロジェクトの技術的・経済的要�に適合させ、その実現を支援できることを非常に誇りに思います。ノルウェーや世界中の産業脱炭素プロジェクトの成功事例となる、このフラッグシップ・プロジェクトを完遂することを楽しみにしています。」

Hafslund Celsioのプロジェクトは、Longshipにおける2つ目の炭素回収プラントであり、SLB CapturiはすでにAker Solutionsと協力し、BrevikにあるHeidelberg Materialsのセメント施設向け炭素回収プラントを提供しています。

「この契約は、Aker SolutionsおよびノルウェーのCCS業界にとって重要な節目となります。この重要なプロジェクトに参加できることを誇りに思うとともに、CCS市場での30年にわたる経験に基づいた、当社の効果的なプロジェクト実行を通じて貢献できることを楽しみにしています。このプロジェクトは、炭素回収・貯留のための産業バリューチェーンを構築する上で、官民連携が重要であることを証明しています。また、排出削減に大きく貢献するとともに、産業と社会の両方に価値をもたらすものとなっています」と、Aker SolutionsのCEOであるクジェテル・ディーグレ氏は述べました。

Hafslund CelsioのCEOであるマーティン・S・ルンビー氏は、次のように述べています。「この重要な産業プロジェクトで、Aker SolutionsおよびSLB Capturiと協力できることを嬉しく思います。炭素回収・貯留において豊富な経験を持つ信頼性の高いパートナーとLongshipプロジェクトを共同開発できることで、当社に安心感と強みがもたらされました。私たちのパートナーである両社は、ノルウェー国内外での大規模産業開発から得た貴重な専門知識を提供してくれます。これから共に、2029年第3・四半期までに稼働開始予定の炭素回収ソリューションを構築していきます。」

SLBについて

SLB(NYSE:SLB)は、バランスのとれた地球のためのエネルギー革新を推進する世界的なテクノロジー企業です。世界100か国以上で事業を展開し、その約2倍の国籍の従業員を擁する当社は、石油・ガスの革新、大規模なデジタルの提供、産業の脱炭素化、エネルギー転換を加速する新たなエネルギーシステムの開発と拡大に日々取り組んでいます。詳細については、 slb.com をご覧ください。

SLB Capturiについて

SLB Capturiは、SLBとAker Carbon Captureの合弁企業であり、炭素除去および削減ソリューションに特化した企業です。実績のあるモジュール技術により、産業は捕集技術を迅速かつ大規模に展開することができ、将来の要�と現在の機会に対応することができます。 現在、バイオエネルギー、ごみ発電、セメント施設向けに7つの炭素回収プラントを納入しています。詳細情報は、capturi.slb.comをご覧ください。

Aker Solutionsについて

Aker Solutionsは、世界のエネルギー産業向けに統合ソリューション、製品、サービスを提供しています。同社は、低炭素の石油・ガス生産を可能にするとともに、将来のエネルギー需要に対応する再生可能エネルギー・ソリューションを開発しています。さらに、革新的なデジタル・ソリューションと予測可能なプロジェクト実行を組み合わせることで、持�可能なエネルギー生産への移行を加速することを目指しています。詳細は、akersolutions.comをご覧ください。

Hafslund Celsioについて

Hafslund Celsio ASは、地域暖房においてノルウェー最大の生産者および供給者です。同社は、2023年にノルウェー国内で生産された地域暖房の25%を供給し、2024年には1.9TWhの地域暖房を生産しました。オスロのクレメツルードにあるHafslund Celsioの廃棄物発電施設は、年間35万トンの廃棄物を最終処理できる能力を持つ、ノルウェー最大の施設です。また、同社は地域冷房事業にも活動を拡大しています。約232名の従業員数を擁するHafslund Celsioは、Hafslund(60%)、Infranode(20%)、HitecVision(20%)から成るノルウェーの投資�コンソーシアムによって所有されています。

将来見通しに関する注意事項:

本プレスリリースには、過去の事実ではなく、将来に関する記述である、米国連邦証券法の意味における「将来見通しに関する記述」が含まれています。このような記述には、多くの場合、「期待する」「かもしれない」「可能である」「見積もる」「意図する」「予想する」「予定である」「可能性がある」「予測される」などの言葉や、それに類似する表現が含まれます。将来見通しに関する記述は、大小さまざまな程度で不確実性を伴う事項に言及しています。これには、SLBの新技術やパートナーシップの展開やその期待される利益に関する予測や期待、持�可能性や環境問題に関する目標、計画、予測、エネルギー転換や地球規模の気候変動に関する予測や期待、運用手順や技術の改善に関する事項が含まれます。また、これらの記述は、リスクや不確実性の影響を受ける可能性があり、その中には、ネット・ネガティブ炭素排出目標の達成ができないこと、SLBの戦略、取り組み、またはパートナーシップの意図された利益を実現できないこと、地球規模の気候変動の影響に対処する環境関連の立法および規�の取り組み、規�当局の承認や許可のタイミングまたは取得、その他のリスクが含まれますが、これに限定されません。また、これらのリスクや不確実性については、SLBが米国証券取引委員会(SEC)に提出または提供した最新のForm 10-K、10-Q、および8-Kに詳述されています。これらまたは他のリスクや不確実性の一つ以上が現実化する場合(またはその結果が変化する場合)、あるいは基礎となる仮定が誤りであることが判明した場合、実際の結果は、将来見通しに関する記述に示された内容と大きく異なる可能性があります。将来見通しに関する記述は、本プレスリリースの日付時点の情報に基づくものであり、SLBは、新しい情報や将来の出来事、その他の理由によるこれらの記述の公的な更新または修正を行う意図や義務を否認します。

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Media Josh Byerly – SVP of Communications Moira Duff – Director of External Communications SLB Tel: +1 (713) 375-3407 media@slb.com

Hanne Rolén - Head of Sustainability & Communications SLB Capturi Tel: +47 990 02 571 Hrolen@capturi.slb.com

Investors James R. McDonald – SVP of Investor Relations & Industry Affairs Joy V. Domingo – Director of Investor Relations SLB Tel: +1 (713) 375-3535 investor-relations@slb.com

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