- 売上高は81億ドルで、前四半期比5%増、前年同期比20%増
- GAAPベースのEPSは0.72ドルで、前四半期比11%増、前年同期比7%増
- 費用・債権を除くEPSは0.72ドルで、前四半期比14%増、前年同期比44%増
- SLBに帰属する純利益は10億3,000万ドルで、前四半期比11%増、前年同期比8%増
- 調整後のEBITDAは19億6,000万ドルで、前四半期比10%増、前年同期比28%増
- �業キャッシュフローは16億1,000万ドル、フリーキャッシュフローは9億8,600万ドル
- 取締役会は1株当たり0.25ドルの四半期現金配当を承認
(ビジネスワイヤ) -- SLB(NYSE:SLB)は2023年第2四半期の決算を発表しました。
本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20230719145572/ja/
The exterior of the SLB corporate
headquarters, Houston. (Photo: Business Wire)
第2四半期の決算
(単位:百万ドル、1株当たりの金額を除く)
四半期 変化 6月30日2023年
3月31日2023年 6月30日2022年
前期比
前年同期比 売上高
$8,099
$7,736
$6,773
5%
20%
税引き前利益-GAAPベース
$1,293
$1,161
$1,152
11%
12%
税引き前利益率-GAAPベース
16.0%
15.0%
17.0%
96 bps
-105 bps
SLBに帰属する純利益-GAAPベース
$1,033
$934
$959
11%
8%
希薄化後EPS-GAAPベース
$0.72
$0.65
$0.67
11%
7%
調整後EBITDA*
$1,962
$1,788
$1,530
10%
28%
調整後EBITDAマージン*
24.2%
23.1%
22.6%
111 bps
163 bps
税引き前セグメント�業利益*
$1,581
$1,391
$1,159
14%
36%
税引き前セグメント�業利益率*
19.5%
18.0%
17.1%
154 bps
240 bps
SLBに帰属する純利益(費用・債権を除く)*
$1,033
$906
$715
14%
44%
希薄化後1株当たり利益(費用・債権を除く)*
$0.72
$0.63
$0.50
14%
44%
地域別売上高
インターナショナル
$6,297
$5,985
$5,188
5%
21%
北米
1,746
1,698
1,537
3%
14%
その他
56
53
48
n/m
n/m
$8,099
$7,736
$6,773
5%
20%
*これらは非GAAPベースの財務指標です。詳細については、「費用・債権」、「部門」、「補�情報」の項を参照してください。
n/m = 意味がない
(単位:百万ドル)
四半期
変化
6月30日2023年 3月31日2023年 6月30日2022年
前期比
前年同期比
部門別売上高
デジタル&インテグレーション
$947
$894
$955
6%
-1%
油層挙動
1,643
1,503
1,333
9%
23%
坑井建設
3,362
3,261
2,686
3%
25%
生産システム
2,313
2,207
1,893
5%
22%
その他
(166)
(129)
(94)
n/m
n/m
$8,099
$7,736
$6,773
5%
20%
部門別の税引き前�業利益
デジタル&インテグレーション
$322
$265
$379
22%
-15%
油層挙動
306
242
195
26%
57%
坑井建設
731
672
470
9%
55%
生産システム
278
205
171
36%
63%
その他
(56)
7
(56)
n/m
n/m
$1,581
$1,391
$1,159
14%
36%
部門別の税引き前�業利益率
デジタル&インテグレーション
34.0%
29.6%
39.7%
438 bps
-572 bps
油層挙動
18.6%
16.1%
14.6%
248 bps
396 bps
坑井建設
21.8%
20.6%
17.5%
115 bps
424 bps
生産システム
12.0%
9.3%
9.0%
274 bps
300 bps
その他
n/m
n/m
n/m
n/m
n/m
19.5%
18.0%
17.1%
154 bps
240 bps
n/m = 意味がない
インターナショナルおよびオフショア主導の成長により、利益率の拡大とキャッシュフローが好調に推移
SLBのオリヴィエ・ル・プーチCEOは、次のように述べています。「国際市場、特に中東・アジアとオフショアにおける著しい成長を反映した第2四半期の業績を非常に喜ばしく思います。北米のリグ数は減少したものの、最も回復力のある海盆と市場セグメントにおける当社の機敏な動きが奏功し、北米の売上高も前四半期比で増加しました。成長局面が�く中、当四半期の業績がよく示すように、インターナショナルおよびオフショア主導の成長により税引き前セグメント�業利益率の大幅な拡大とキャッシュフローが促進されており、当社のビジネスチャンスに胸を躍らせています。当社はこれらの市場において非常に有利な立場にあります。というのも、インターナショナルが当社の世界での売上高の80%近くを占め、オフショアはその約半分を占めているからです。前四半期比でも前年比でも、インターナショナルの売上高が幅広く伸びた結果、すべての部門と地域で利益率が拡大しました。」
「当社は売上高の質を重視することで利益率を伸ばし�けており、第2四半期には多数の複数年契約を獲得しました。これは、目先のコモディティ価格変動に耐える長期的成長への見通しを強化するものであり、成長局面の範囲、回復力、耐久性に対する当社の信念を補強するものです。」
「前年同期との比較では、インターナショナルの売上高は21%増加し、北米の14%増を上回りました。前年同期比で売上高は20%増加し、また税引き前セグメント�業利益率は240ベーシスポイント(bps)拡大して10四半期連�で前年同期を上回りました。これを牽引したのは国際市場であり、過去3年間で最高の前年比増分利益率を記録し、これらの市場における当社事業の収益力を実証しました。」
中東・アジアおよびオフショアが好調な業績を連�して牽引
「前四半期比では5%増の3億5,000万ドル�となったが、これは主に中東・アジア地域が10%増の2億4,900万ドルを記録したことによります。この増加は、サウジアラビア、クウェート、アラブ首長国連邦、エジプト、インド、中国における2桁の力強い成長によって推進されました。同様に、米国メキシコ湾、ブラジル、アンゴラ、ナミビア、カスピ海でのオフショア事業も前四半期比で2桁の伸びを記録しました。」
「全体として、第2四半期の税引き前セグメント�業利益率は前四半期比で154bps拡大しました。利益率の拡大は、�業レバレッジ、技術導入の拡大、およびインフレと主要市場のサービス能力逼迫を考慮して調整された契約に起因する価格設定によってもたらされました。」
「第2四半期の�業キャッシュフローは16億1,000万ドル(前四半期比12億8,000万ドル増)と大幅に改善し、フリーキャッシュフローは9億8,600万ドルとなりました。この非常に好調なキャッシュフロー業績には、増益、堅調な売掛金回収、在庫回転率の改善、設備投資の��的な規律が寄与しました。下半期には、上半期を大きく上回るフリーキャッシュフローを生み出し、昨年を�えると見込んでいます。」
「SLBチームによる素晴らしい成果をとても誇りに思います。」
長期見通しへの自信
「国際市場やオフショア市場において、上流部門への前向きな投資の勢いが�いています。こうした市場を牽引しているのは、弾力性のある長期サイクルのオフショア開発、生産能力の拡大、世界的な探鉱と評価の再開、そしてエネルギー安全保障とエネルギー転換に不可欠な燃料としてのガスの認識です。」
「その結果、四半期ハイライトの契約獲得数からもわかるように、かなりのベースロードが発生しています。これらの受注には、陸上と海洋の両方でこの成長局面の期間と規模が見て取れるという特徴があります。当社は、お客様から選ばれるパートナーであることに誇りを持ち�けています。」
「2023年下半期は国際支出がさらに勢いを増し、北米が予想通り緩やかになっているように、この成長局面ではSLBの強みが大いに発揮されています。これにより、当社は通期の財務目標に対する自信を強めています。」
「これはこの業界にとって魅力的な環境であり、SLBはお客様並びに株主の皆様と歩調を合わせて前進する、規律正しい効率的な企業です。当社は、利益重視の戦略と株主利益への取り組みを実行するにあたり有利な立場にあると信じています。」
その他のイベント
当四半期中、SLBは普通株式約450万株を1株当たり平均47.33ドル、総額2億1,300万ドルで買い戻しました。
また当四半期中、SLBは2028年満期の4.500%シニア債を5億ドル分と、2033年満期の4.850%シニア債を5億ドル分発行しました。
2023年7月20日、SLB取締役会は2023年9月6日時点で登録されている株主に対し、発行済み普通株式1株当たり0.25ドルの四半期現金配当を2023年10月12日に支払うことを承認しました。
第2四半期の地域別売上高
(単位:百万ドル)
四半期 変化 6月30日2023年 3月31日2023年
6月30日2022年
前期比
前年同期比
北米
$1,746
$1,698
$1,537
3%
14%
ラテンアメリカ
1,624
1,617
1,329
-
22%
ヨーロッパ・アフリカ*
2,031
1,974
1,691
3%
20%
中東・アジア
2,642
2,394
2,168
10%
22%
除去分およびその他
56
53
48
n/m
n/m
$8,099
$7,736
$6,773
5%
20%
インターナショナル
$6,297
$5,985
$5,188
5%
21%
北米
$1,746
$1,698
$1,537
3%
14%
*ロシアとカスピ海地域を含む n/m = 意味がない
インターナショナル
ラテンアメリカの売上高は、前四半期比で事実上横ばいの16億2,000万ドルでした。ブラジル沖での掘削活動の増加、アルゼンチンでの刺激活動の増加、ガイアナ沖での中流生産システムの売上増加、エクアドルでの「アセット・パフォーマンス・ソリューション(APS)」の売上増加が、メキシコの減収で相殺されたためです。前年同期比では、メキシコとブラジルでの掘削活動の増加、ガイアナでの生産システムの販売増加、アルゼンチンでの介入・刺激活動の増加に牽引され、売上高は22%増加しました。
ヨーロッパ・アフリカの売上高は、アンゴラおよびナミビアでのオフショア活動の増加、スカンジナビア地域での掘削の増加、カスピ海での海底生産システムの売上増加により、前四半期比3%増の20億3,000万ドルとなりました。これらの増加は、前四半期の重要な中流生産システム・プロジェクトの目標が第2四半期で再度達成されなかったことにより、一部相殺されました。アフリカ沖での探鉱・掘削・生産活動の増加、スカンジナビア地域およびヨーロッパでの掘削増加により、売上高は前年同期比20%増となりました。
中東・アジアの売上高は26億4,000万ドルで、サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦、クウェート、中国、インドでの2桁増収が牽引し、前四半期比10%増となりました。これは、陸上および海上での掘削、介入、刺激、評価活動が活発化した結果です。前年同期比では、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール、エジプト、オマーン、イラク、インド、東アジア、オーストラリアで2桁成長を遂げ、売上高は22%増でした。
北米
北米の売上高は17億5,000万ドルで、リグ数の減少にも関わらず、最も回復力の高い盆地および市場セグメントでの当社の機敏性の恩恵を受けて、前四半期比3%増加しました。
加えて、米国メキシコ湾における当社の強力なオフショア事業ポジションも、前四半期比での事業活動増加に比例して増収に貢献しました。米国陸上における売上高がリグ数の減少を上回り前四半期比で増加した一方、オフショアでは完成品からの売上および海底生産システムの売上増加と掘削および評価活動の増加により2桁の成長を記録しました。反対にカナダの陸上収入は雪解けの影響で減少しました。北米の売上高は、陸上およびオフショア掘削の好調と生産システムの販売増により前年同期比14%増加しましたが、コモディティ価格の下落によりカナダにおけるAPSプロジェクトで売上高が減少したため、一部相殺されました。
第2四半期の部門別業績
デジタル&インテグレーション
(単位:百万ドル)
四半期 変化 6月30日2023年 3月31日2023年
6月30日2022年
前期比 前年同期比 売上高 インターナショナル
$712
$642
$627
11%
14%
北米
234
251
327
-7%
-29%
その他
1
1
1
n/m
n/m
$947
$894
$955
6%
-1%
税引き前�業利益
$322
$265
$379
22%
-15%
税引き前�業利益率
34.0%
29.6%
39.7%
438 bps -572 bps n/m = 意味がない
デジタル&インテグレーション部門の売上高は、国際的なデジタル販売の好調な伸びにより、前四半期比6%増の9億4,700万ドルとなりました。APSの売上高は、前四半期の中断を経てエクアドルで生産が再開されたことにより、わずかに増加しました。しかし、この増収はカナダでの減収により一部相殺されています。前年同期比ではデジタル販売が好調に伸びたものの、APS売上が減少したこと、および前年同期に多額の移管手数料を計上したことが原因で探鉱データライセンスの売上が減少したことにより相殺され、1%の減収となりました。
デジタル&インテグレーションの税引き前�業利益率は、デジタルソリューションの収益性改善により前四半期比で438bps拡大して34%でした。前年同期比では、探鉱データライセンスの売上減およびカナダのコモディティ価格下落の影響を受けたAPS減収により、572bps縮小しました。
油層挙動
(単位:百万ドル)
四半期 変化 6月30日2023年 3月31日2023年
6月30日2022年
前期比 前年同期比 売上高 インターナショナル
$1,512
$1,380
$1,222
10%
24%
北米
130
120
111
8%
17%
その他
1
3
-
n/m
n/m
$1,643
$1,503
$1,333
9%
23%
税引き前�業利益
$306
$242
$195
26%
57%
税引き前�業利益率
18.6%
16.1%
14.6%
248 bps 396 bps n/m = 意味がない
油層挙動の売上高は16億4,000万ドル、前四半期比9%増でしたが、これは主に国際的な介入、刺激、評価活動の増加によるものです。増収の半分以上は中東とアジアで、主にサウジアラビアでの刺激・介入活動の増加、インドと中国での力強い評価活動に起因しています。前年同期比では、介入・刺激活動の増加により、中東とアジアが牽引し、23%の増収となりました。
油層挙動事業の税引き前�業利益率は19%、前四半期比で248bps、前年同期比で396bps拡大しました。収益性は、主に活動量の増加と、介入・刺激活動全般における�業レバレッジ改善により向上しました。新技術の導入も、特にサウジアラビア、カタール、ヨーロッパ・アフリカ、メキシコにおける利益率増に貢献しました。
坑井建設
(単位:百万ドル)
四半期 変化 6月30日2023年 3月31日2023年
6月30日2022年
前期比 前年同期比 売上高 インターナショナル
$2,582
$2,493
$2,083
4%
24%
北米
721
711
553
1%
30%
その他
59
57
50
n/m
n/m
$3,362
$3,261
$2,686
3%
25%
税引き前�業利益
$731
$672
$470
9%
55%
税引き前�業利益率
21.8%
20.6%
17.5%
115 bps 424 bps n/m = 意味がない
坑井建設の売上高はヨーロッパ・アフリカと中東・アジアが牽引して前四半期比3%増の33億6,000万ドルでしたが、メキシコでの減収とカナダ陸上での雪解けの影響により一部相殺されました。前年同期比ではすべての分野で力強い成長を遂げ、売上高は25%増加しました。これは主に、国際的に測定、流体、設備の販売活動が好調で価格設定が改善したことによるものです。
坑井建設の税引き前�業利益率は22%で、北米利益率が事実上横ばいだったのに対し、インターナショナルの利益率が牽引して前四半期比で115bps拡大しました。活動増加と価格改善に押されて大半の分野で測定、掘削、流体、設備販売の収益性が向上し、前年同期比の税引き前�業利益率は424bps拡大しました。
生産システム
(単位:百万ドル)
四半期 変化 6月30日2023年 3月31日2023年
6月30日2022年
前期比 前年同期比 売上高 インターナショナル
$1,628
$1,574
$1,341
3%
21%
北米
679
626
550
8%
23%
その他
6
7
2
n/m
n/m
$2,313
$2,207
$1,893
5%
22%
税引き前�業利益
$278
$205
$171
36%
63%
税引き前�業利益率
12.0%
9.3%
9.0%
274 bps 300 bps n/m = 意味がない
生産システムの売上高は23億1,000万ドルで、完成品、海底生産システム、地上生産システム、人工採油の好調な売上に牽引され、前四半期比で5%増加しました。前四半期の好調な増収は2桁成長を記録した中東・アジアが牽引し、北米と中南米が�いています。ヨーロッパ・アフリカの売上高は、前四半期に達成された中流生産システム・プロジェクトの重要目標が再度達成されなかったため、前四半期比で減少しました。前年同期比では、全分野にわたる好調な活動により22%の増収となりました。完成品、海底生産システム、地上生産システム、人工採油システム、および中流生産システムはそれぞれ、北米およびその他地域で前年同期比2桁の成長を記録しました。
生産システムの税引き前�業利益率は12%となり、主に完成品からの売上高および地上生産システムの売上高の増加と製品納期の改善により、前四半期比274bps拡大しました。前年同期比では、完成品、地上生産システム、人工採油、海底生産システムの収益性改善に牽引され、300bps拡大しました。地域別では、活動の組み合わせ改善とサプライチェーンの�約緩和により、中東・アジア、ラテンアメリカ、北米が利益率の拡大を牽引しました。
四半期ハイライト
コア
契約受注
SLBは、特にインターナショナルやオフショア海盆において、SLBの中核的強みに合致する新たな長期契約を獲得し�けています。注目すべき点は以下の通りです:
-
メキシコでは、リファレンス契約プロセスを通じて、メキシコの主要顧客が今後2年間で総額約10億ドルの陸上および浅海の探鉱・開発契約をSLBに発注しました。SLBは、高圧・高温作業を含む従来型坑井と非常に複雑な坑井の両方を掘削するための掘削技術と完成ソリューションを提供します。
-
サウジアラビアでは、SLBがサウジアラムコから世界最大級の油田・ガス田に対する方向性掘削サービスを受注しました。SLBは、陸上とオフショアの両方で、方向性掘削とデジタル掘削ソリューション、LWD
(logging-while-drilling)
サービスを提供します。これらの実績ある技術は、掘削困難な坑井に対する技術的な解決策となります。
-
カタールではカタールガスから、カメロン統合型ウェルヘッドとツリー・システムを提供する5年間の独占契約を、任意の5年�長付きで締結しました。この装置は、「ノース・フィールド・サウス・プロジェクト」における50の海上坑井と5つの陸上坑井に設置され、ねじ込み型メタル・ツー・メタル・シール「MRD™」とラフ・ケーシング・メタル・ツー・メタル・シール「CANH™」が組み込まれます。プロジェクトの陸上部分には、CO2圧入坑井と排水坑井が含まれます。最初の設備は2023年第3四半期に納入予定です。
-
ブラジルの有望なサントス海盆にあるブジオス・プレソルト鉱区の開発を支援するため、ペトロブラスが重要な海底設備を供給する契約をOneSubsea™に発注しました。海底ツリーの供給に関する両社間の契約は6年連�でした。SLBは、P-83浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出を使用して2027年に生産開始予定の「ブジオス-11プロジェクト」に対応するため、15基の海底ツリーと電気油圧分配ユニットを供給します。契約業務範囲には、設置、試運転、関連メンテナンスサービスも含まれます。
-
エジプト沖では、bpと合弁事業パートナーのウィンターシャル・ディアが、サブシー・インテグレーション・アライアンスに対し「レイヴン・インフィル・プロジェクト」のエンジニアリング、調達、建設、設置(EPCI)契約を発注しました。
このプロジェクトは同アライアンスにとってbpとの2度目の早期統合契約となります。契約範囲は、水深約800メートルの西ナイル・デルタ開発における2つの坑井のタイバックです。海底生産システム(SPS)はOneSubseaの提供で、業務範囲には海底�御、コネクター、ウェットパーキング構造、計装・�御装置の設置と試運転サポート、およびライフ・オブ・フィールド・サポートからなるプロジェクト実行があります。海底アンビリカル、ライ�ー、フローライン(SURF)はサブシー7が担当し、約6kmのフレキシブルパイプ、アンビリカル、関連する海底構造物のエンジニアリング、調達、輸送、設置が含まれます。
-
英領北海では、bpがシェトランド�西方のシーハリオン/ロイヤル・フィールドで進行中のインフィル・ドリリング・プログラムの一環として、海底デュアルボア・ツリーの供給契約をOneSubseaに発注しました。
-
トルコでは、トルコ石油が黒海のトルコ沖合でのサカリヤ油田開発フェーズ2におけるEPCI契約をSLBに発注しました。SLB、サブシー7、サイペムを含むコンソーシアムが2段階の海底開発を受注しました。この統合プロジェクトはサブシー・インテグレーション・アライアンスが担当し、SPSとSURFを扱います。OneSubseaは、海底ツリー・システム、マニホールド構造、トップサイドおよび分配�御、タイイン・コネクター、バルブなどを含むSPSのEPCIを提供します。
技術とパフォーマンス
当四半期の注目すべき技術導入と展開は以下の通りです:
-
モーリタニアでは、拡張ワイヤーライン穿孔システム「XR-Perf™」により、bpが運�する深海坑井で、事故や非生産時間なく、8回の稼働で300メートル�の穿孔が可能になり、生産量が回復しました。この作業により、bpは従来のワイヤーライン方式と比較してリグ稼働時間を100時間�短縮し、大幅なコスト削減とカーボンフットプリントの削減を実現しました。これはbpにとってアフリカ初のXR-Perfシステム導入でした。
- リビアでは、SLBがワハ・オイルに対して効率的で低リスクの刺激��「OneSTEP
EF™」を利用した最初の処理を実施し、割れ目のある貯留層からの坑井流入を改善し、油田への浸水量増加を緩和し、降水による損傷のリスクを低減しました。OneSTEP
EF��とマトリックス・アシダイジング・ダイバータ「OilMAX™」を使用して、2つの坑井で高マトリックス刺激が実施されました。新世代の粘性相対浸透率改質剤からなるOilMAX�を使用することで、帯�被覆率を高め、処理後の水の発生量を抑えました。キネティックスのマトリックス刺激設計ソフトウェア「Matrix™」を使用して、刺激作業のための流体配置をモデル化しました。処理が成功したことで、最長20年間閉鎖されていた複数の坑井が復活し、総生産率が140%増加し、ウォーターカットが0.4%に減少しました。この新しい流体システムは、坑井への流入を改善し、ワハ・オイル・カンパニーの生産目標達成に貢献しました。
-
マレーシア沖合では、ジャイロデータのジャイロ・ホワイル・ドリリング(GWD)システム「Quest™」とパワードライブのロータリー・ステアラブ・ルシステム「X6™」を統合したソリューションにより、SLBがジャイロデータを買収してから初の統合展開となる、同国最長の大偏距掘削坑井を掘削しました。高精度でリアルタイムの確定的なジャイロスコープ測量と正確なステアリングにより、貯留層の露出と回収の可能性を最大化しました。Quest
GWDシステムのバッテリー寿命の�長により、電源を落とすことなく、12 1/4インチ区間では322時間、8
1/2インチ区間では294時間の測量が可能となりました。また、従来のGWDツールと比較して測量時間を75%短縮し、リグの作業時間を短縮しました。
デジタル
SLBはデジタル技術を大規模に展開し、顧客がデータを追跡してアクセスし、インサイトを活用して業績を向上させ、AIを活用した新しい自律的オペレーションを採用できるようにしています。注目すべき点は以下の通りです:
-
ブラジルでは、ペトロブラスからデジタル・プラットフォーム「Delfi™」の全社展開に関する5年間の契約を受注しました。この契約はペトロブラスの探鉱、開発、生産業務のデジタル・トランスフォーメーションを促進するもので、地下のワークフローをクラウドに移行し、意思決定を大幅に迅速化することも含まれます。今回の受注は、ペトロブラスにとってクラウドベース技術への最大級の投資となります。
-
エクアドルでは、国�石油会社(ENAP)と3年間のSaaS契約を結びました。ENAPはDelfiデジタル・プラットフォームの先進技術ソリューションを利用して業務を強化し、日々の課題により効率的に対応できるようになります。
ENAPの目的は、Delfiプラットフォームが持つ高度な機能を活用し、ワークフローの合理化、効率性の向上、コスト削減を実現することです。
-
インドでは、ケアン・オイル&ガス、ヴェーダンタ・リミテッドが、企業レベルでの産業用データオプス・プラットフォームの導入にSLBとコグナイトを選択しました。プロジェクトの範囲には、ラジャスタン盆地における貯留層管理のための統合・統一されたデータ・エンタープライズ・プラットフォームの導入が含まれ、効率性の向上、データサイエンスとアナリティクスの活用、貯留層と生産ワークフローを最適化する斬新なアプリケーションの開発を目的としています。ヴェーダンタは、コグナイトの「Data
Fusion®」プラットフォーム、SLBのドメイン主導型ワークフローおよび石油・ガスに関する専門知識を活用する予定です。この3年間の戦略的プロジェクトでは、再利用可能で柔軟なデータ基盤を確立し、データとドメインのユー�ーが実用的なインサイトから価値を得られるようにします。
-
クウェートでは、クウェート・オイル・カンパニー(KOC)が自律型ソリューション「Neuro™」を利用しました。これには自律型坑内�御システム「
DrillOps™オートメート」、坑井掘削リグ設備と組み合わせた「DDアドバイ�ー」、リッジド・ダイヤモンド・エレメント・ビット「AxeBlade™」、パワードライブのロータリー・ステアラブル・システム「オービットG2™」が含まれます。自律的な方向性掘削機能を利用した最適化により、掘進率
(ROP)
が90%、ステアリング効率が37%増加し、支出承認書と比べて50万ドル�とリグ日数8日�を節約できました。Neuroソリューションは、最先端のソフトウェアをインテリジェントなハードウェアと手作業のいらない作業工程と組み合わせることで何ができるかを改めて示しています。これらの技術の採用が成功したことで、KOCの掘削性能と効率が改善されただけでなく、操業コストと掘削期間も最小限に抑えられ、収益性に直接影響しました。
- マレーシアでは、ペトロナス・カリガリSdn
Bhd(PCSB)が運�する資産開発キャンペーンの1つにおいて、SLBがNeuroの自律型ソリューションを組み込んで自律型方向性掘削を実施しました。地表と坑内の自動化を組み合わせた技術力を活用したNeuroの自律型ソリューションは、人為的介入を減らしながら作業の効率と一貫性を高めることでROPを33%向上させ、ダウンリンクを62%削減しました。
財務表
要約連結損益計算書
(単位:百万ドル、1株当たりの金額を除く)
第2四半期 6か月 6月30日締め会計期間
2023年
2022 年
2023年
2022 年
売上高
$8,099
$6,773
$15,835
$12,735
利息およびその他の収入(1)
82
311
174
361
経費 売上原価
6,502
5,568
12,787
10,581
調査・エンジニアリング
163
154
337
295
一般・管理費
96
86
187
183
利息
127
124
244
247
税引き前利益 (1)
$1,293
$1,152
$2,454
$1,790
税金費用 (1)
246
182
464
300
純利益 (1)
$1,047
$970
$1,990
$1,490
非支配持分に帰属する純利益
14
11
23
21
SLBに帰属する純利益 (1)
$1,033
$959
$1,967
$1,469
SLBの希薄化後1株当たり利益 (1)
$0.72
$0.67
$1.36
$1.02
平均発行済み株式数
1,423
1,414
1,425
1,413
希薄化を想定した場合の平均発行済み株式数
1,442
1,436
1,444
1,435
費用に含まれる減価償却費 (2)
$561
$532
$1,124
$1,065
(1)
詳しくは「費用・債権」の項をご覧ください。
(2)
固定資産の減価償却費、無形資産の償却費、探鉱データ費用、APS投資を含みます。
要約連結貸借対照表
(単位:百万ドル)
6月30日 12月31日 資産
2023年
2022年
流動資産 現金および短期投資
$3,194
$2,894
売掛金
7,675
7,032
棚卸資産
4,360
3,999
その他の流動資産
925
1,078
16,154
15,003
関連会社への投資
1,601
1,581
固定資産
6,804
6,607
のれん代
13,117
12,982
無形資産
2,968
2,992
その他の資産
4,182
3,970
$44,826
$43,135
負債およびエクイティ 流動負債 買掛金および未払金
$8,938
$9,121
法人税等の見積額
859
1,002
短期借入金および1年以内に返済予定の長期借入金
1,993
1,632
未払配当金
373
263
12,163
12,018
長期借入金
11,342
10,594
退職後給付金
167
165
その他の負債
2,220
2,369
25,892
25,146
エクイティ
18,934
17,989
$44,826
$43,135
流動性
(単位:百万ドル)
流動性の構成要素
6月30日2023年 3月31日2023年 6月30日2022年 12月31日2022年
現金および短期投資
$3,194
$2,504
$2,816
$2,894
短期借入金および1年以内に返済予定の長期借入金
(1,993)
(2,140)
(901)
(1,632)
長期借入金
(11,342)
(10,698)
(12,946)
(10,594)
純有利子負債 (1)
$(10,141)
$(10,334)
$(11,031)
$(9,332)
流動性の変化の詳細は以下の通りです:
第2 6か月 四半期
6か月 6月30日締め会計期間
2023
2023
2022
純利益
$1,990
$1,047
$1,490
税引き後の費用・債権(2)
(28)
-
(266)
1,962
1,047
1,224
減価償却費および無形資産の償却費(3)
1,124
561
1,065
株式ベースの報酬費用
160
79
160
運転資本の変動
(1,286)
(56)
(1,884)
その他
(22)
(23)
(26)
�業活動によるキャッシュフロー
1,938
1,608
539
設備投資
(881)
(471)
(664)
APS投資
(253)
(120)
(311)
資産化された探鉱データ
(83)
(31)
(64)
フリーキャッシュフロー (4)
721
986
(500)
支払済み配当金
(605)
(356)
(352)
自社株買いプログラム
(443)
(213)
-
従業員株式�度からの収入
124
3
93
事業買収と投資(取得した現金と引き受けた負債を除いた額)
(262)
(18)
(8)
リバティ株式の売却による収入
137
-
513
不動産売却による収入
-
-
120
純額決済された株式ベースの報酬額に対する支払税額
(144)
(56)
(85)
その他
(167)
(83)
(86)
外国為替レート変動の影響を受ける前の純有利子負債における(減少)増加
(639)
263
(305)
為替レートの変動が純有利子負債に与える影響
(170)
(70)
330
純有利子負債の(減少)増加
(809)
193
25
期首時点の純有利子負債
(9,332)
(10,334)
(11,056)
期末時点の純有利子負債
$(10,141)
$(10,141)
$(11,031)
(1)
「純有利子負債」は、グロス負債から現金および短期投資を差し引いたものです。
純有利子負債は、負債の返済に充当可能な現金および投資を反映することにより、SLBの負債水準に関する有用な情報を提供すると経�陣は考えています。純有利子負債は非GAAP財務指標であり、負債合計に代わるものでも優�するものでもなく、負債合計に加えて考慮されるべきものです。
(2)
詳しくは「費用・債権」の項をご覧ください。
(3)
固定資産の減価償却費、無形資産の償却費、探鉱データ費用、APS投資を含みます。
(4)
「フリーキャッシュフロー」は、�業活動によるキャッシュフローから設備投資、APS投資、資産計上された探鉱データ費用を差し引いたものです。
経�陣は、フリーキャッシュフローは会社にとって重要な流動性指標であり、SLBが現金を生み出す能力を示す指標として投資�や経�陣にとって有用であると考えています。事業上の必要や義務が満たされれば、この現金は将来の成長のための再投資や、配当金支払い、自社株買いによる株主還元に使うことができます。
フリーキャッシュフローは、裁量的支出に利用できる残余キャッシュフローを表すものではありません。フリーキャッシュフローは非GAAP財務指標であり、�業活動によるキャッシュフローに代わるものでも優�するものでもなく、これに加えて考慮されるべきものです。
費用・債権
米国で一般に公正妥当と認められた会計原則(GAAP)に従って決定された財務結果に加え、この2023年度第2四半期業績発表には非GAAP財務指標(証券取引委員会のレギュレーションGで定義)も含まれています。「流動性」で説明した非GAAP財務指標に加え、SLBの費用・債権を除いた純利益、およびそこから派生した指標(費用・債権を除いた希薄化後1株当たりの利益(EPS)、費用・債権を除いた実効税率、調整後EBITDA、調整後EBITDAマージンなど)は非GAAPベースの財務指標です。経�陣は、これらの財務指標から費用・債権を除外することで、SLBの事業を期間比でより効果的に評価し、除外項目によって見えなくなる可能性のある�業動向を特定することができると考えています。これらの指標は、経�陣が一定のインセンティブ報酬を決定する際の業績指標としても使用されます。前述の非GAAP財務指標は、GAAPに準拠して作成された他の財務業績指標に代わるものでも、優�するものでもなく、これに加えて考慮されるべきものです。以下は、これらの非GAAP基準の一部を比較可能なGAAP基準と調整したものです。調整後EBITDAと比較可能なGAAP指標との調整については、「補�情報」(質問9)を参照してください。
(単位:百万ドル、1株当たりの金額を除く)
2023年6か月 税引き前 税金 非支配持分 ネット 希薄化EPS SLBの純利益(GAAPベース)
$2,454
$464
$23
$1,967
$1.36
リバティ株式売却益
(36)
(8)
-
(28)
(0.02)
SLB純利益(費用・債権を除く)
$2,418
$456
$23
$1,939
$1.34
2023年第1四半期 税引き前 税金 非支配持分 ネット 希薄化EPS SLBの純利益(GAAPベース)
$1,161
$217
$10
$934
$0.65
リバティ株式売却益
(36)
(8)
-
(28)
(0.02)
SLB純利益(費用・債権を除く)
$1,125
$209
$10
$906
$0.63
2022年第2四半期 税引き前 税金 非支配持分 ネット 希薄化EPS SLBの純利益(GAAPベース)
$1,152
$182
$11
$959
$0.67
リバティ株式売却益
(216)
(13)
-
(203)
(0.14)
不動産売却益
(43)
(2)
-
(41)
(0.03)
SLB純利益(費用・債権を除く)
$893
$167
$11
$715
$0.50
2022年6か月 税引き前 税金 非支配持分 ネット 希薄化EPS * SLBの純利益(GAAPベース)
$1,790
$300
$21
$1,469
$1.02
リバティ株式売却益
(242)
(17)
-
(225)
(0.16)
不動産売却益
(43)
(2)
-
(41)
(0.03)
SLB純利益(費用・債権を除く)
$1,505
$281
$21
$1,203
$0.84
2023年第2四半期には、費用計上、債権計上はありませんでした。
*四捨五入のため合計は一致しません。
上記の期間における全費用・債権の分類:要約連結損益計算書中の利息およびその他の収入
部門
(単位:百万ドル)
四半期 2023年6月30日 2023年3月31日 2022年6月30日
売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 デジタル&インテグレーション
$947
$322
$894
$265
$955
$379
油層挙動
1,643
306
1,503
242
1,333
195
坑井建設
3,362
731
3,261
672
2,686
470
生産システム
2,313
278
2,207
205
1,893
171
除去分およびその他
(166)
(56)
(129)
7
(94)
(56)
税引き前セグメント�業利益
1,581
1,391
1,159
法人団体・その他
(183)
(169)
(148)
受取利息(1)
19
17
3
支払利息(1)
(124)
(114)
(121)
費用・債権(2)
-
36
259
$8,099
$1,293
$7,736
$1,161
$6,773
$1,152
(単位:百万ドル)
6か月 2023年6月30日 2022年6月30日
売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 デジタル&インテグレーション
$1,840
$587
$1,813
$671
油層挙動
3,146
548
2,543
355
坑井建設
6,623
1,403
5,083
858
生産システム
4,520
483
3,497
285
除去分およびその他
(294)
(49)
(201)
(115)
税引き前セグメント�業利益
2,972
2,054
法人団体・その他
(353)
(313)
受取利息(1)
36
5
支払利息(1)
(237)
(241)
費用・債権(2)
36
285
$15,835
$2,454
$12,735
$1,790
(1)
セグメント実績に含まれる金額は除いています。
(2)
詳しくは「費用・債権」の項をご覧ください。
補�情報
よくある質問
1)
2023年通年の設備投資ガイダンスは?
2023年通年の設備投資(設備投資、探鉱データ費用、APS投資で構成)は約25億ドルから26億ドルと予想されます。2022年通年の設備投資額は23億ドルでした。
2)
2023年第2四半期の�業キャッシュフローとフリーキャッシュフローは?
2023年第2四半期の�業キャッシュフローは16億1,000万ドル、フリーキャッシュフローは9億8,600万ドルでした。
3)
2023年第2四半期の「利息およびその他の収入」には何が含まれていますか?
2023年第2四半期の「利息およびその他の収入」は8,200万ドルでした。この内訳は、1,900万ドルの受取利息と6,300万ドルの持分法投資利益です。
4)
2023年第2四半期の受取利息と支払利息はどのように変化しましたか?
2023年第2四半期の受取利息は、前四半期比200万ドル増の1,900万ドルでした。支払利息は前四半期比1,000万ドル増の1億2,700万ドルでした。
5)
SLBの連結税引き前利益と税引き前セグメント�業利益の差額は何ですか?
この差額は、セグメントに配分されていない全社項目、費用および債権、受取利息および支払利息、ならびに株式報酬費用、特定の無形資産に関連する償却費、特定の集中管理イニシアチブ、およびその他の�業外項目から構成されています。
6)
2023年第2四半期の実効税率(ETR)は?
GAAPに従って算出した2023年第2四半期のETRは19.0%でした(2023年第1四半期は18.7%)。費用と債権を除いた2023年第1四半期のETRは18.6%でした。
2023年第2四半期には、費用計上、債権計上はありませんでした。
7)
2023年6月30日時点で普通株式の発行済株式数は何株ですか?これは前四半期末からどのように変化しましたか?
発行済の普通株式は2023年6月30日時点で14億2,100万株、2023年3月31日時点で14億2,500万株でした。
(単位:百万ドル)
2023年3月31日時点の発行済株式数
1,425
オプション行使者に発行した株式から交換株式を差し引いた数
-
譲渡�限付株式の権利確定
-
自社株買いプログラム
(4)
2023年6月30日時点の発行済株式数
1,421
8)
2023年第2四半期および2023年第1四半期の加重平均発行済株式数は?
これは、希薄化後1株当たり利益の計算に使用される、希薄化を想定した場合の平均発行済株式数とどのように整合しますか?
加重平均発行済株式数は、2023年第2四半期では14億2,300万株、2023年第1四半期では14億2,600万株でした。以下は、加重平均発行済株式数と、希薄化後1株当たり利益の計算に使用される、希薄化を想定した場合の平均発行済株式数との調整表です。
(単位:百万ドル)
第2四半期2023年 第1四半期2023年 加重平均発行済株式数
1,423
1,426
権利未確定の譲渡�限付株式数
17
18
ストック・オプション行使の想定�数
2
2
希薄化を想定した場合の平均発行済株式数
1,442
1,446
9)
2023年第2四半期、2023年第1四半期、2022年第2四半期のSLBの調整後EBITDAは?
SLBの調整後EBITDAは、2023年第2四半期では19億6,000万ドル、2023年第1四半期では17億9,000万ドル、2022年第2四半期は15億3,000万ドルで、以下のように算出されました:
(単位:百万ドル)
第2四半期2023年 第1四半期2023年 第2四半期2022年 SLBに帰属する純利益
$1,033
$934
$959
非支配持分に帰属する純利益
14
10
11
税金費用
246
217
182
税引き前利益
$1,293
$1,161
$1,152
費用・債権
-
(36)
(259)
減価償却費および無形資産の償却費
561
563
532
支払利息
127
117
124
受取利息
(19)
(17)
(19)
調整後EBITDA
$1,962
$1,788
$1,530
調整後EBITDAは、費用・債権、減価償却費と無形資産の償却費、支払利息、受取利息を除いた税引き前利益を表します。経�陣は、調整後EBITDAはSLBにとって重要な収益性指標であり、投資�および経�陣がSLBの事業を期間比でより効率的に評価し、他の方法では見えなくなる可能性のある事業動向を特定できるようにすると考えています。調整後EBITDAは、経�陣が一定のインセンティブ報酬を決定する際の業績指標としても使用されます。調整後EBITDAは、GAAPに準拠して作成された財務業績の他の指標に代わるものでも、優�するものでもなく、それに加えて考慮されるべきものです。
10)
2023年第2四半期、2023年第1四半期、2022年第2四半期の減価償却費の内訳は?
2023年度第2四半期、2023年度第1四半期および2022年度第2四半期の減価償却費の内訳は以下の通りです:
(単位:百万ドル)
第2四半期2023年 第1四半期2023年 第2四半期2022年 固定資産の減価償却費
$353
$347
$340
無形資産の償却費
77
76
75
APS投資の償却費
101
91
87
資産化された探鉱データ費用の償却
30
49
30
$561
$563
$532
SLBについて
SLB(NYSE:SLB)は、バランスのとれた地球のためにエネルギー革新を推進するグローバル・テクノロジー企業です。世界100を�える国で事業を展開し、その約2倍の国籍の従業員を擁する当社は、石油・ガスの革新、大規模なデジタルの提供、産業の脱炭素化、エネルギー転換を加速する新たなエネルギーシステムの開発と拡大に日々取り組んでいます。詳しくはslb.comをご覧ください。
電話会議情報
SLBは2023年7月21日(金)に決算プレスリリースおよび業績見通しに関する電話会議を開催しました(米国東部時間午前9時30分開始/一般公開/電話会議の参加方法:電話会議開始予定時刻の約10分前に、北米内では+1
(844) 721-7241、北米外では+1 (409)
207-6955の電話会議オペレーターに連絡。アクセスコード8858313)。電話会議の終了後、北米内では+1 (866)
207-1041、北米外では+1 (402)
970-0847にダイヤルし、アクセスコード4620397を伝えることで、2023年8月21日まで録音を聞くことができます。電話会議はwww.slb.com/irwebcastで同時中�されました(受信のみ)。このウェブキャストも2023年8月21日まで同サイトで再生できます。
この2023年第2四半期決算プレスリリースおよびその他の記述には、連邦証券法で定義される「将来の見通しに関する記述」が含まれています。
このような記述には過去の事実についてではない記述が含まれます。また、「期待する」「可能性がある」「できる」「信じる」「予測する」「計画する」「潜在的な」「見積もられた」「試算」「前兆」「予想する」「展望」「見込み」「推定する」「意図する」「予期する」「志」「目標」「ターゲット」「予定する」「考える」「はずだ」「かもしれない」「だろう」「(今後)する」「分かる」「可能性が高い」、その他類似の言葉がしばしば含まれます。将来の見通しに関する記述は、程度の差こそあれ、次のような不確実な事柄を対象としています。当社の財務および業績目標に関する記述、当社の事業見通しに関する、もしくは事業見通しに応じたその他の予測または見込み、SLB全体と各部門(および各部門内の特定の事業ライン、地域、技術)の成長、石油および天�ガスの需要および生産の成長、石油および天�ガスの価格、エネルギー転換および世界的な気候変動に関する予測または見込み、作業手順および技術の改善、SLBおよび石油・ガス業界による設備投資、デジタルおよび「fit
for
basin」を含む当社の事業戦略および顧客の戦略、当社のAPSプロジェクト、合弁事業およびその他の提携、新型コロナウイルス大流行に対する当社の対応およびその他の広範な保健上の緊急事態への当社の備え、ウクライナで進行中の紛争が世界のエネルギー供給に与える影響、原材料へのアクセス、将来の世界経済および地政学的�況、フリーキャッシュフローを含む将来の流動性、およびマージン水準などの将来の経�成績。これらの記述には次のようなリスクおよび不確実性にさらされていますが、これらに限定されません。世界経済および地政学的�況の変化、当社の顧客による探鉱・生産支出の変化、石油・天�ガスの探鉱・開発水準の変化、当社の顧客およびサプライヤーの経�成績および財務�況、当社の財務・業績目標およびその他予測・予想の未達成、当社の炭素排出量ネットゼロ目標または中間排出量の削減目標の未達成、世界の主要地域における一般的な経済・地政学・ビジネス�況、ウクライナで進行中の紛争、外貨リスク、インフレ、各国政府による金融政策の変更、価格圧力、天候・季節要因、健康に関わる流行病の好ましくない影響、原材料の入手可能性とコスト、操業上の修正、遅�、中止、サプライチェーンにおける課題、生産減少、将来の費用の範囲、デジタルや「SLBニューエネルギー」など当社の事業戦略やイニシアティブから効率性やその他意図した利益を認識できないこと、当社のコスト削減戦略、石油・ガスのオフショア探鉱、放射性物質源、火薬類、化学物質、気候関連イニシアティブに関連する政府規�および規�要�の変更、探鉱における新たな課題に対応できない技術、代替エネルギー源または代替製品の�争力、その他、本プレスリリースおよび証券取引委員会(SEC)に提出または提供された最新のフォーム10-K、10-Q、8-Kに詳述されているリスクおよび不確実性。これら、またはその他のリスクや不確実性が1つ以上顕在化した場合(もしくはそのような開発上の変化の結果)、あるいは当社の基礎となる仮定が正しくないことが判明した場合、実際の結果や成果は当社の将来見通しに関する記述に反映されているものとは大きく異なる可能性があります。本プレスリリースに記載されている、当社の環境、社会、その他の持�可能性に関する計画、目標に関する見通し、その他の記述は、これらの記述が投資�にとって必ずしも重要であることを示すものではなく、またSECへの提出書類において開示が義務付けられているものでもありません。さらに、環境、社会、持�可能性に関連する過去、現在、および将来の見通しに関する記述は、発展途上の進捗測定、進化し�ける内部統�とプロセス、および将来変更される可能性のある仮定に基づいている恐れがあります。本プレスリリースに記載されている内容は、発表日時点のものであり、SLBは、新たな情報、将来の出来事、その他の結果にかかわらず、かかる記述を公に更新または修正するいかなる意図または義務も否認します。
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